2021/04/02
モルタルアートワークショップ?!
この四月より開催されるバークノアの『モルタルアートワークショップ』
その体験講習会が開催されたのでその模様を今回はここでご報告したいと思います。
モルタルアートとは?
まずモルタルアートとはなんだ?という方もいるかと思います。
難しい名前ですが、実は皆さんがよっくご存知のディズニーランド、あそこにはこのモルタルアートの技術が沢山つかわれているのです。
あのお城や花壇やホーンテッドマンション、ビッグサンダーマウンテンなどにある壁やレンガに見えるような家屋、木やキノコやはたまた花など、それらはこのモルタルアートで作成されています。
最近では古い家をリノベーションする際やマンションのリフォームなどで部屋の中にレンガ風な壁を作りたいという要望も多々あり、それらを叶えるのがこのモルタルアートの世界なのです。
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その他のモルタルアートの事例はこちらのデザインコンクリートギャラリーを御覧ください。
モルタルアートをやってみる
モルタルアートを行うための流れは次のようになっています。
モルタルをこねる
モルタル、いわゆるセメントですが、これを水と一緒に適度なゆるさになるように均一に混ぜていきます。季節やその日の温度、湿度によって水の量も変わってきます。

壁に塗る
この講習で用意されているのは70cm四方のベースになります。これにモルタルを塗っていきますが、重さが30kg~40kgにもなります。
まず壁の周りに養生テープを貼ります、その後、左上からモルタルを敷き詰めていきますが、綺麗に塗る事は必要なく、ざざっと塗って行きます
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乾くのを待つ
塗ったモルタルはある程度乾かさないと、削るのが難しくなります、また乾きすぎても固くなりこれもまた難しいところです。今回のモルタルは専用品の為、乾きが早くなっています
カービングナイフで削る
木目や岩肌の感じを出すには、まずスタンプを押していきます。これはあらかじめ用意されたパネルがあり、それを押してモルタルに形を付けていきます。その後レンガやヒビの感じ、岩の形等を削り出していきます。
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着色する
乾いたモルタルに塗料で色を塗っていきます。薄い色から塗り、全体を程よく塗ります。面白いのは、霧吹きで水を含めると水滴と合わさり、じわっとにじみが広がってそれだけでも味が出てくるところでしょう
エージング処理を施す
最後に影やテカリ(ホワイト)を入れて完成になります
こちらが完成前と後
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レンガのBARKNOAHの文字もこのエージング処理で書き上げています

最後にみんなで記念撮影

こちらのモルタルアートワークショップは現在受講者を募集しています。基本はプロユースですが、造形に興味がある、モルタルで造形してみたい!という素人さんも大歓迎です。
少人数制での講習をしておりますので、新型コロナ感染対策もバッチリで、分からないことはいつでも聞きながらできますので安心して受講することができます。
詳細は株式会社バークノア(電話03-5946-0525)又はモルタルアートワークショップホームページ(http://morart.cf)まで
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