大森からニューヨークStyle・完成

NYのブルックリンの裏通りにありそうなアパートメント
施工前の解体した内部
図1
天井のスラブコンクリートの模様には板の目がカッコイイ、そしてブロック壁がそそる。壁のめくれたところ、いい味だしている。ワクワクする瞬間である。
図2
窓側、こちらは和室二間が凛として続き間だった昭和の廃屋といったところ。黄土色に見えるのは、左官の聚楽壁仕上げ(塗り壁)。これを後でゴシゴシと削ることになるのを大工さん達はまだ知らない。
モノクロームの世界
図3 浴室だった部分。これはこれで残して置きたいジレンマだ。
図4 ここはキッチンの水回りだ。これ、このまま生かしたい。そんな衝動にかられる。
窓廻りの小細工
図5 もともとのモルタル壁の傷も目立つように補修することでビンテージ感が出てくるのでは、と勝手な思い込みで仕上げてしまう。
図6 まだ下塗りだが、元のシミをそれっぽく生かしてみる。
施工、そして細工(化粧)を施す
図6 造形モルタルのレンガとアイアン窓で和室を消すことに成功したのではと。窓は片側だけ開閉可能だ。窓の上にあるパイプは電線管を利用したカーテンポールとなっている。
図6 この開放的な空間。まさに気分はブルックリン。
レトロなブリックレンガ
図9 このレンガの柱、実は柱にモルタルを塗り、乾く1歩手前の段階で一つ一つをホジホジしてレンガの形に成型してから着色したフェイクなんです。形も不揃いでその場所で相当古くから存在するものと見まがうシロモノです。完全手作業なので作業はかなり大変です。
図9 レンガとアイアン窓との調和も見事に決まります。
そして、部屋を取り巻く様々なモノ達
見た目はブルックリン、しかし住みやすさを重視した内装には日本の様々な小物が使われています。
図11 室内物干しワイヤー pid 4M

(森田アルミ工業株式会社)

長さ4m迄伸びて最大10キロまでの洗濯モノが干せる優れモノ。

室内のインテリアを損なわず目立たないくせになくてはならない必需品です。

図14 図12_2 図13
図15 図18 図17
図19 図20 図21 図22
図23 図24 図25
図16
細かすぎて伝わらないモノ
図26 玄関の上の古い分電盤、これはこれで味があるから使えそうだ。あとで何かに使える気がする。
図29 そして工作した分電盤の内部、赤のLEDランプと100Vブザーを仕込んだ。
図30 表にはEXITの文字、そう非常口を演出。
玄関の呼び鈴のボタン
図27 2個のうち1個はビジター(来客)用、もう一つは宅配業者用のボタン。押すことを考えさせるボタン。どうでもいいところだがNYのアパートにこんなボタンが1階のエントランスに各部屋分あるのを真似てみた。

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Barknoah since1997

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